どうもすらと申します。
今回は中学生の時だけバスケをやっていた自称経験者の私が、バスケのルールで一番めんどくさいトラベリングについて説明していきたいと思います。
これから体育や遊びでバスケやってみたいけど難しそうだという方へ向けた内容となっています。
ルールにのっとって考えるというよりは、とりあえずこうしとけば何とかなるよ!的な内容になっています。
なので、これからがっつり部活やクラブでバスケをやりたいという方は参考にしない方がいいかもしれません。
それではいきましょう。
歩くのは2歩まで
トラベリングの基本ルールは「ボールを手に持ってから3歩以上歩いてはいけない」というものです。
最近できたルールで、ボールを手に持った瞬間についた足は歩数にカウントしない「ゼロステップ」とかいうややこしいものがあるんですが、これは無視してください。
たまに、3歩歩いているのに「いやこれゼロステップだから」とか言ってくる輩もいますが、これも無視してください。
もしくは無言でそいつにビンタをかましてやりましょう。
多分嫌われます。
そんなことは置いといて、まぁ要するに2歩までは歩いていいよってことなのですが、これが意外と厳しい。
ボールを持った時点で両足が地面についていた場合、これでもう2歩ということになりますからね。
え?
じゃあ動けないやん。
となって両足が地面にくっついた状態になっている皆さんに、手っ取り早い解決策を2つ教えたいと思います。
- ジャンプ
- ピボット
この2つですね。
ピボットの方は聞いたこともない人がほとんどだと思います。
ジャンプについてもピンとこない人が多いと思いますが、気にしない。
2つともそんなに難しいことじゃないです
説明していきます。
ボールは空中でキャッチする
ジャンプの方から説明していきます。
これはシンプルで、ボールをキャッチするときには必ず小さくジャンプをして、空中でボールをキャッチしようぜ、というものです。
理由もシンプル。
空中でボールをとればキャッチした瞬間は0歩だからです。
当たり前ですね。
この状態であれば、着地するときにつく足は自分の好きな動かし方ができます。
前を向きたければ前を向けばいいし、シュートを打ちたければシュートを打ちやすい足の起き方に調整すればいいのです。
参考までにジャンプしてボールをキャッチしている動画を貼っておきますね。
Eric Gordon at the buzzer 🚨
Rockets lead the Thunder, 51-48
Catch the second half on @NBAonTNT pic.twitter.com/JVUGJX6Hip
— Bleacher Report (@BleacherReport) September 1, 2020
まあイメージとしてはこんな感じですね。
もう少し大きくジャンプしてもいいかもしれませんね。
練習方法としてはパス練習がおすすめです。
パス練習の中でパスが来る直前にジャンプし、空中でとって1,2歩で相手にパスを返す。
というのを繰り返して体で覚えていきます。
一緒にパス練習をやる友達がいない人は壁打ちでも大丈夫ですよ。
できるようになったら、パスをもらって1,2歩でシュートする練習や、ドリブルをしながらボールを持つタイミングでジャンプして1,2歩で止まる練習をしてみてもいいでしょう。
パスを出してくれる友達がいない方は、自分でバックスピンをかけながらワンバウンドさせたボールをキャッチしてシュートでも大丈夫です。
ジャンプしてキャッチするなんてなんかきもくない?と思う方がいるかもしれませんが、実は経験者はほとんどこれをやっています。
ただ、ジャンプがとても小さかったり、スムーズだったりするのでただ歩いているように見えるだけです。
今度機会があれば経験者の動きを見てみるといいかもしれません。
2歩の延長[ピボット]
続いて紹介する技術はピボットというものです。
ぶっちゃけ、さっきのジャンプよりもこちらの方が効果がでかいです。
ただ、先ほどのジャンプと合わせて使うことで最大効果を発揮するので両方できるようになっておくといいでしょう。
内容自体はあまり難しいものではないので、すぐにできるようになると思います。
どういう技術かというと「1歩目についた足が動いていない限り、2歩目の足は何回動かしてもいいよ」
というものです。
つまり、1歩目の足さえ固定しておけばもう片方の足は何回動かしても2歩目の延長として数えられる、ということです。
これに関しては動画を見てもらった方が早いと思います。
この動画がかなりわかりやすいですね。
#RT a BALLER that could use this drill 🏀
1. Jab step
2. Step through
3. Spin
It is the small things that make you more versatile. Being able to use your pivot correctly will give you more opportunities to create, score, and make better decisions #iTrainWithMarcusWalker pic.twitter.com/lcKELBbxvk— Grind House Basketball (@GrindHouseBB) April 20, 2018
この場合、左足(1歩目)を固定した状態なので、右足は何度動かしても構いません。
このネジがゆるくなったコンパスのような動きのことをピボットといいます。
使い方としてはパスを出したい人がいる方向に向いたり、自分が動きやすい姿勢を確保するために行います。
これについてはボールなしでも簡単に練習できるので、試してみてください。
注意すべきポイントは、2歩目の足を動かすということ
あくまで2歩目の延長なので1歩目についた足は動かさないようにしましょう。
それと、ピボットをやるうえで出てくるであろう疑問について答えておきますね。
何かほかに分からないことがあれば気軽に質問してくれるとありがたいです。
- 足を固定ってどういうこと?
足の一部分がずっと床の同じところにくっついているということです。
基本的には足全体をくっつけていると回れないので、つま先を固定します。
上の動画のような感じですね。
大きくずれなければ基本はトラベリングをとられることはありません。
もちろんかかとを軸にしてもいいですが、死ぬほどやりずらいです。
- どっちが2歩目かわからない時は?
ボールをキャッチしたときにはもう両足が床についていた、もしくはボールを空中でとって両足同時に着地した場合はどちらが1歩目とかありませんよね。
その場合はどちらを動かしても大丈夫です。
どちらか好きな方を軸足として固定し、動いてください。
なので最初は、どちらが1歩目とかややこしい!という人は同時に着地をするといいかもしれません。
ただ、片方の足を動かした時点でもう片方の足は自動的に1歩目(動かしちゃダメな方)になるので気をつけましょう。
一度にやろうとしない
ここまで、トラベリングの仕組みとそれを回避する2つのテクニックを話してきました。
正直この2つができれば相当バスケットボールがやりやすくなると思います。
ジャンプして自分の姿勢を整えながら自分がやりやすい位置でボールを持ち、ピボットであーだこーだしていくという流れですね。
ただ、いきなり試合で実践するのは難しい。
なので、まずは練習で感覚を身に着け、試合では1つの技術(ジャンプであればジャンプのみ)に集中してやってみましょう。
正直どちらも1回出来てしまえば、もう勝手にできるようになると思います。
最初はできなくても気にしない。
頑張ってみてください。
実際にやってみてできた!という人や、わけわかんねえ!となった人などがいたら報告してくれると嬉しいです。
ミスを恐れず、挑戦してみてください。
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