勉強はしないといけないとは思ってるんだけど…
勉強できるようになりたいけど…
そんな気持ちのまま、ずるずると勉強をさぼってしまうこと、ありますよね。
今回はそんな「勉強がめんどくさい人」が知ってほしい、実践的な解決方法をまとめました。
目的がないから「めんどくさい」状態になる
勉強がめんどくさいと感じる原因としては、まず目的がないことが挙げられます。
目指すべきゴールがない、ということです。
目的や目標がないのに、自分が苦手で苦痛なことをやるなんて誰であってもできるはずがありません。
人間はきついことや、苦しいことは本能的に避けようとします。
そのため、ゴールを設定し、そこに向かっている道の途中であることを意識することが大切になります。
「避けるべき苦痛」ではなく、「自分の理想達成のために必要な努力」であると認識し直すこと。
これが、めんどくさいを和らげる、第一歩となります。
結果が出ないからめんどくさい状態になる
先ほどの章では、目標、ゴールを定めるということが重要だという話をしました。
しかし、この場合にいきなり「テストで90点以上を目指す」などの高すぎる目標を設定してしまうと、これはこれでイメージがわかなくなってしまいます。
目標は誰かに見せるものではありません。
僕が皆さんに作ってほしいのは、誰に見られても恥ずかしくない、きれいごとではありません。
自分のための、自分が一番わくわくできるものであればいいのです。
例を挙げると
- 自分で勉強したいと決めた教科の授業は寝ない(何にもわからない授業は寝る)
- テストの前日は最低1時間は机に向かう
- 提出物は終わらせてから友達と遊ぶ
- テスト中に寝ない
こんな感じですね。
目標を作ったことのない人は、まず最初は僕が挙げたような「やれば終わること」を目標にするといいです。
「テストで○○点とる」などの結果が不確定なものは、現実味がわきにくいのでやる気が起きづらいです。
最初は「ここまでやったら終わり」という条件を作ることから始めてみましょう。
もちろん、こんなことはできるよ、という人はもう少し難しい目標にしてもらって構いません。
自分のレベルに合わせて目標を作りましょう。
勉強はどれだけ楽をできるか
そして、小さい結果を出していくことが次のステップになっていきます。
結局、頑張ったところで、結果が出なければどうしてもやる気は出ませんから。
勉強をあまりする習慣がない人(昔の私)にありがちなのですが、勉強はこつこつ毎日何時間もやらなければいけないものだと勘違いしている人がいます。
これは明確に違います。
勉強はどれだけ効率よく結果が出せるか。
言い換えるとどれだけ楽ができるかの勝負です。
100点を目指す場合などはまた変わってきますが、基本的に勉強において
- 難しい問題を解く
- 沢山問題を解く
- 長い時間勉強する
などのことは必要ありません。
まずは大変なことはやらなくていいので、自分の目標に従って、進めていきましょう。
【1例】自分の目標を立て、進めていく
ここでは、具体的な例を使って自身の目標の立て方や達成の仕方を紹介します。
余談になりますので、飛ばしても大丈夫です。
例えば、国語の点数を上げたかったとします。
→テストの大半を占める文章問題は正直意味が分からないし、勉強法もわからない
→作文も何をしたら点数が上がるのかは知らない
→でも、毎回漢字は範囲が決まっているところからでる。
よし、漢字だけやろう。
<試験前日>
よし、漢字だけやろ。でも、結構範囲多いから半分くらいに絞ってやればいいかな。難しすぎる漢字はどうせ出ないし、飛ばそう。
<試験結果>
まぐれで、漢字の部分は7割正解できた!
でも、1問2問は勉強したからすぐにわかった問題もあったぞ!
これくらいで、僕は十分な成功だと思います。
もう少しできそうな人は次の機会にもう少し、勉強する範囲を増やせばいいし、現状で満足した人は次回も同じことをしていけばいい。
まずは、やれば結果が出ることを1つ1つ積み重ねていくということが大切になってきます。
逆に言えば、やっていないところはできなくても気にする必要なんかありません。
だってやっていないんだから。
逆に、やっていないのにできることの方がおかしいと思いますね。
僕は現役国立大学生で、おそらく世間的に言えば頭のいい部類に入っていると思いますが、今でもわからないところは完全に開き直って無視しています。
重要なことは、自分が何を目標として、何を勉強したのかがきちんと見えていることです。
気持ちに頼らず、仕組みを変えていく
さあ、ここまでは「めんどくさい」をなくすためになくすための方法を紹介してきましたが、ここからはちょっと変わった話をしていきます。
実は、めんどくさいという気持ちは勉強ができるようになったからといって抜けるとは限りません。
私は今でもしなくていいのなら勉強はしたくありませんし、やる気が出ない日だってあります。
そもそも、人の気持ちやモチベーションというのは変わっていきます。
その、やる気やモチベーションに頼ること自体が、危険な考えなんです。
やる気は待っていても一生出てきません。
なので、やる気ではなく、仕組みで解決するという方法がおすすめです。
ちなみに、先ほどまで話してきた目標を決めて進めていく、というのも仕組みで解決する方法の一つです。
逆に、ダメな例で挙げた「実現が難しそうな理想を掲げる」というのは感情、気持ちに近いんですよね。
なのでおすすめはしませんでした。
それでは、仕組みで解決する方法を紹介したいと思います。
やらない原因を排除していく
これは、やる気を出すよりも、やらない理由を消していくというアプローチです。
例えば、いつも勉強をせずにスマホを触ってしまうという人。
そんな人は、家に帰ってきて1時間はスマホを手の届かないところに置いたり、親に預けたりするのが有効です。
アホみたいに聞こえるかもしれませんが、実際スマホがある状態で勉強できる人の方が少ないです。
- 布団で寝てしまう人なら布団がない部屋で勉強をする。
- 友達とつい話し始めてしまうのなら、友達と一緒に勉強しない。
シンプルですね。
これを重ね掛けすることで、誘惑が極限まで抑えられた状況で勉強することができるようになります。
また、早く勉強を終わらせたいので、効率も上がります(笑)
ポイントは徹底して自分を信じないこと。
気持ちではなく、仕組みで解決するんです。
「めんどくさい」と思うこと(気持ちは)抑えることは難しいです。
しかし、仕組みによって「めんどくさいけどやる」という状況を作り出せれば、結果はいい方向に向いていきます。
1週間に1時間でいいので、意図的にやらなければいけない時間を作り出す練習をしていきましょう。
最後に
今までの話を軽くまとめたいと思います。
「めんどくさい」を解決するポイントは
- 現実的な目標を立てる
- 仕組みを作り、実践する
この2つになります。
内容について何となく覚えてないところがある人は読み返してみるといいでしょう。
流れに沿って実践すればうまくいくように書いてあります。
そして、一番大事なのは実践すること。
雑でも、楽すぎる目標でもいいのでまずはやってみましょう。
応援しています。
ここまで読んでくれた方本当にありがとうございました。
何か質問、意見などありましたら、遠慮なく連絡ください。
やってみたけどうまくいかない!などの報告でも大歓迎です。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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