国公立大学なら別にどこでもいいんだけど、行きたい大学とかまだ決まってないんだよな…
志望校ってどうやって決めればいいの?
と悩んでいる高校生も多いと思います。
特に、自分は成績が良くないし、ぶっちゃけどこでもいいんだけどなぁ
なんていう人もいると思います。
今回はそんな悩みについて、どう対処したらいいのかを考えていきたいと思います。
志望校は分野、偏差値、地域で絞り込む
国公立に行く場合、志望校は急いで決める必要はありません。
ですが、自分の目標を立てる上でゴールがあるとすごく考えやすくなります。
ここでは志望校の絞り方について説明していきます
ちなみに、実際に大学を調べるときにはパスナビの検索機能を使うといいです
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この記事では選択肢を絞るときのコツや考え方を解説するので、検索する際の参考にしてください!
行きたい分野で絞り込む
まず、どんな大学に行きたいか決まって何も決まっていない人は、行きたい分野について考えてみましょう。
行きたい分野=高校の内容よりも詳しく勉強したい分野
と考えてもいいでしょう。
ぶっちゃけ分野選びはめちゃくちゃ大事です。
なぜかというと大学ではその分野に特化した勉強を4年間し続けることになるからですね。
大学の勉強はそれなりに難しいので、興味のない分野を4年間やるのは結構きついです。
なので、分野はしっかりと時間をかけて選びましょう。
自分は勉強したい分野なんてない…
という人は、まずは得意教科、好きな教科と関係する分野を調べてみましょう。
その分野で自分が興味のある、勉強したいところが見つけるといいです。
行く分野によって必要な勉強って違うの? という疑問があるかもしれませんが
学部によって受験で使う科目や勉強は大差ない場合が多いので、勉強する内容は最初はあまり気にしなくていいです。
分野の例
具体的にイメージしたい!という人のために、少し分野を紹介します。
あまりしっかりと見る必要はないので、気になるところがあったら自分で調べてみましょう!
ちなみにここで紹介するのはあくまで1例で、調べれば他にもかなり多様な分野があります。
参考程度に考えてください
<文系>
- 文学部・人文・人間科学部(国語、歴史、哲学)
- 外国語学部(英語)
- 教育・教員養成系学部(学校の先生になる勉強)
- 法学部(法律)
- 経済・経営・商学部(経済)
- 社会・社会福祉学部(現代社会、倫理)
文系だとここら辺がメジャーですね
かっこの中は何となく関連する教科です
名前からそれぞれ大体どんなことを勉強するのか想像できると思いますが、自分の興味のある分野を探してみてください。
<理系>
- 理学部
- 工学部
- 農・獣医畜産・水産学部
- 薬学部・医学部
- 看護・栄養学部・体育学部
- 国際関係学部
理系だとここら辺ですね。
理系は理学部、工学部、農学部が主となっている大学が多いです。
- 理学部 = 高校理科の延長
- 工学 = 就職向けの実践的な技術の習得(プログラミング、機械整備など)
- 農学部 = 農業や家畜など
をやるイメージです。
特別学びたいことがある人は看護や体育などの専門分野に進む感じですね
最近は国際関係の学部も多くなってきています。
この学部では英語が必須となっている場合が多いので興味のある方は、しっかりと勉強しましょう
偏差値で絞り込む
次に偏差値で絞り込んでいきます。
ちなみに、大学の偏差値と高校の偏差値はちょっと違います。
大学の偏差値は高校の偏差値に10を足したものとして考えるとわかりやすいです。
例) 偏差値50の大学→60くらいと考える
こうなる理由は、高卒で就職する人が受験をしないので、全体的に平均点が上がるからです。
なので、偏差値50の大学だからといって簡単に入れるわけではありません
ただ、極端に悲観する必要はないのである程度高いところを目標にしやっていきましょう!
偏差値50以下の人の偏差値による志望校の決め方の例
志望校は3つくらい作っておくとよいです。
なので、今偏差値50以下の人は
- 挑戦枠(偏差値60前後)
- 標準枠(偏差値50~55)
- 安全枠(偏差値45~50)
の3つの枠で1、2校ずつ作っておくとよいです。
挑戦枠は、受験勉強がうまくいった場合に狙う高偏差値の大学ですね
基本はここの大学での合格点を目標にして勉強していくとよいでしょう。
標準枠は、受験勉強でここまでは今の段階から順当に頑張ればいけるかなというレベル。
ただ、ここでも十分頭はいいので簡単ではないです。
安全枠は、このままの偏差値を維持、もしくはちょっとアップさせれば問題なく到達できるレベル。
受験はどうなるかわからないので、しっかりと今のうちからあらゆるケースを予測しておくとよいです。
という感じですね。
ちなみに僕は高校偏差値55(大学偏差値45くらい)くらいで、
現在の大学は標準枠で考えていた大学偏差値55のところに合格しました。
また、知り合いで偏差値39から自分と同じ大学に合格した人もいるので、自分次第である程度偏差値は上げることができると思います。
地域で絞り込む
最後は地域での絞り込みですね。
基本は志望学科、偏差値が合う大学の中で自分の住んでいる周辺地域に該当する大学を探すことになります。
国公立の場合は結構遠くからきて一人暮らしをする学生も多いので、少し遠いところでも考えてみるといいかもしれません。
基本は関東圏、関西地方などのある程度大きなくくりで絞り込むとよいです。
ここまでで、ある程度絞り込みのイメージがつかめたという方は、パスナビで実際に絞り込んでみましょう!
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大学選びで迷ったら、とりあえず得意科目の偏差値55前後をめざそう
最後に、自分は勉強できないからどこの大学にも行けないと悩んでいる人へ向けたメッセージを送りたいと思います。
僕は正しく努力すれば全員が難関大学に入れるとは思いません。
努力だけではどうしようもないこともいっぱいあると思います。
しかし、一方で勉強が苦手と感じている人の中にはまだ自分のポテンシャルを十分に引き出せていない人が多くいるのも事実だと思います。
塾講師をやっている僕の経験上、勉強が苦手な人の9割以上は苦手教科の勉強をほとんどやっていません
逆を言えば、苦手教科の勉強もしっかりすればある程度は成績が上がる可能性があるということなのです。
なので、まずは現時点で偏差値がいくら低かったとしても、偏差値55前後の大学を志望校に設定することを推奨します。
センター試験で考えると6~7割の得点をとるイメージです。
共通テストではどうなるかはわかりませんが、大体似たようなラインになると思います。
僕のブログ内では、他にも受験に関する情報を発信していますし、これからも発信似ていきます。
僕の記事以外でも役に立つ情報はたくさんあるので、ぜひ色々調べてみて、志望校選び、受験勉強を頑張ってみてください。
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