シス単にある2000語って全部覚えなきゃダメなの・・・?
1年間で2000語は覚えられないよ・・・
英単語の暗記をやりたくないのですが、なんとか逃げる方法はないものでしょうか?
これらは高校3年生になり、受験から目をそらせなくなった者たちの悲痛の叫びである。
要するに、みんな英単語の暗記なんてやりたくないのだ。
2000語、3000語と軽く言うが、2000語というのは100問テスト20回分である。
100問テストは1ヶ月くらい勉強をして、ようやく満点近くを取れるようになるだろう。
それを×20回。
たった1年で。
他の教科も勉強しながら。
つまり、ムリということである。
しかし英語教師や有名塾の塾講師は、平然と2000語・3000語の暗記を要求してくる。
いや、お前がやってみろよ、という話である。
我々はやりたくない。できることなら避けたい。
この記事は、システム英単語から逃げて逃げて逃げ続け、ついには逃げ切った男による2000語不要論である。
逃げ切ったといっても、ただ尻尾を撒いて逃げていた訳ではない。
きっちり、現役で茨城大学という誰もが知らない国公立大学に合格している。
2000語、3000語の単語帳を前に絶望している学生にはぜひ読んでいただきたい。
30分後にはシス単を握りしめ、ブックオフの「買取り」の列に並んでいることだろう。
さらに1年後には受験合格者として高校最後の春休みを満喫し、10kg太って大学の入学式に行くことになる。
2000語の暗記をやめるということは、つまりはそういうことなのである。
英単語暗記をしすぎると、受験に失敗する
大量の英単語を覚えることは、3つの大きなデメリットがある。
それが以下の3つだ。
- ほとんどの受験生は覚えきれない
- 勉強がキライになる
- 他の教科の勉強ができなくなる
順番に説明していこう。
ほとんどの受験生は2000語を覚えきれない
まず、「ほとんどの受験生は2000単語を覚えきれない」ということだ。
受験生の99%は、システム英単語を完ぺきに覚えられない。
これは紛れもない事実である。
シス単を9割以上覚えている受験生がいたら、その人は本当にすごい。その人は勉強の才能がある。
だが、大抵の受験生は6割~7割を覚えただけで本番に挑むことになる。
そして実は、この状態が一番危険である。
なぜかというと、7割覚えたからといって7割分の単語が理解できる訳ではないからだ。
7割覚えた、という感覚がある人は、実際に完ぺきに覚えているのは5割くらいである。
そして、残り半分のうち3割くらいがあやふやな状態である。
この3割は、「あ、え~っと、なんだっけな」と考えなければいけなかったり、「この訳かこの訳のどっちかなんだよな~」と迷ったりする単語だ。
つまり、確実に得点できるのは実は半分くらいであり、しかもいちいち悩むので回答に時間がかかる。
これらの原因で、毎年「時間内に解き終わらない」「本番で凡ミスした」という学生が大量発生する。
私から言わせればミスではなく実力である。
あなたがもし「自分も7割理解で終わりそうだな」という感覚を持ったのであれば、シス単をやるべきでない。
私も痛感したが、勉強を始める前に「これ無理じゃね?」と思ったものは、だいたい本当にムリなのである。
勉強がキライになる
単語帳は、基本的に勉強をスタートした時期にやり始める。
初心者がとりあえずやるべき、みたいな風潮がある。
いや、最初からヘビーすぎるだろ。
勉強をスタートした時期は、勉強に対するスタミナがない。
すぐに集中が切れるし、2時間の勉強だけでドッと疲れる。
そんな時期に1時間も2時間も英単語をやったら、ノイローゼになるのは当たり前である。
そもそも、勉強の初期は「自信をつける」のと「勉強に慣れる」ことが最優先である。
なのに、受験生の9割以上がクリアできないラスボスと、最初にいきなり戦わされる。
正直、むちゃくちゃだと思う。やめたほうがいい。
他の教科の勉強ができなくなる
特に国公立志望の人に言えることだが、そもそも英単語に割ける勉強時間がない。
これは私の現役時代の1日スケジュール(8時間の場合)である。

みてわかる通り、7科目もあると勉強項目もかなり多くなる。
私の場合、英単語暗記に使える時間は1日30分である。
1日30分で2000語完ぺきに覚える方法があればぜひ教えてほしい。
私は知らない。
そして、たいがいの受験生はこのスケジュール管理を間違える。
単語をとりあえず完ぺきにしなきゃだから、1日2時間がんばっちゃうのである。
その結果、他の教科の勉強が間に合わなくなる。
地理はノー勉で共通テスト本番です、なんて受験生はザラにいる。
こうならないために、今すぐシス単をガムテープでグルグル巻きにする必要がある。
なぜ、受験では最低2000語が必要だと言われるのか。
そもそも、受験における英単語はいったい何個覚えればいいのか。
調べたら一番上に出てきた予備校オンラインドットコムによると、共通テストレベルなら4000〜5000語必要とのことである。
基本的に、どこの情報を見ても3000~4000語を必須単語数としている。
少なく出しているところでも、シス単に出てくる全部の単語「計2000語」は絶対に覚えろという。
なので、今回は一般的に言われている最低限必要な英単語数は2000語ということにしておこうと思う。
おそらく、受験生で先生から「1000語だけで大丈夫やで」と言われた人はいないと思う。
少なくとも2000語、できる人は4000語以上覚えろと言われるはずだ。
で、なんで2000語???
悲しいことに、どこを探しても2000語・または2000語以上が必須である理由を述べている人は見当たらなかった。
「3000語必要です!!」「シス単はさっさと終わらせてください!!」と言うばかりで、なぜその単語数なのかは教えてくれないのである。
だが、私はその理由を知っている。
というか、誰も教えてくれないから自分で調べた。
では教えよう。
受験で最低2000語の英単語が必要な理由は、「テストに出るから」である。
シス単を覚えれば共通テストの98%は理解できる
「テストに出るから」覚えるのは当たり前だろと思うかもしれない。
安心してくれ。
”どれくらい”出るのかまでちゃんとデータを取った。
その結果、シス単をやると共通テスト単語の98%は訳せるということが分かった。
正確に言えばシス単単語は全体の10%でしかない。だが、文章の88%は中学レベルの英単語、もしくはカタカナ英語のため、合計で98%の単語は理解できるという計算になる。
つまり、中学レベルの単語が分かり、シス単を完ぺきに覚えれば共通テストはほぼ完ぺきに理解できる。
だから、2000語を勉強しなさいということだったのだ。
全くもって納得できる、非常に不愉快な結論である。
まとめ – 2000語やりたくないヤツはこれを読め
ここまで読んでくれた君なら、英単語暗記のメリット、デメリットをよく分かっただろう。
もしこれを読んだうえで「やっぱ2000語覚えるわ」という人はぜひ頑張ってほしい。
だが、この記事を読んだうえで「やりたくないです」というヤツ。
お前には見込みがある。
次の記事で、「2000語覚えずに合格する方法」について話しているのでそちらに進んで欲しい。
私は全員が大学に合格するべきだとは思っていない。
だが、私の記事を読んでくれて、それを実践してくれる人にはぜひ望む結果を勝ち取ってほしいと思っている。
気持ちいいぞ。合格するのは。
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