なぜWebアプリにしたのか
まず、「アプリを作りたい」という発注を教授から受けた。
アプリというと、Webアプリとネイティブアプリ(PCやスマホにダウンロードして使うもの)がある。
ちょっと調べてみた結果、ネイティブアプリの方が「パッケージ化⇒リリース」という過程を踏む必要があり、面倒だった。
というのも、ダウンロードして使うアプリは、然るべき場所(Google Play Storeなど)で公開する必要がある。
そのため、「ダウンロード可能なパッケージにまとめる」⇒「審査に合格」という手続きを踏まないといけない。
だが、Webアプリは極論ただのWebサイトなので、Webページを開設するのと同じである。
ブログを開設するのと同じくらいの温度感で、アプリも公開できる。
さらに、カスタマイズも元ソースファイルをいじって更新するだけだ。
個人開発というレベルであれば、この公開しやすさとカスタマイズの簡単さが重要だと判断した。
結果としてこの選択は合っていたと思う。
プログラミング言語
- HTML
- CSS(SCSS)
- Javascript
- Python(Flask)
まず、Javascriptでバックエンドまで網羅できた可能性も高いが、その辺りの知識がなかった。
そのためバックエンドには専用の言語が必要だと思い、最終的にはPythonを選んだ。
最初はJavaでやろうとしていたが、その計画をゼミで発表した際にプログラミングに詳しく同級生から「Pythonの方がいいっすよ」と言われたのでPythonにした。
Pythonの利点としては、初心者でも書きやすい文章構造がある。
そして、WebアプリフレームワークであるFlaskやDjangoが存在すること。
Flaskは小さいアプリを作るのに適しており、Djangoは大きいアプリに向いている。
私が作るのは小さいアプリだったし、Flask内にはSQLiteという軽量なデータベースもくっついてくるのでFlaskを選んだ。
クラウドサービス
Heroku⇒AWS
Herokuは知らない人も多いだろう。
Herokuとは、無料でWebアプリの基盤となるサーバーを提供してくれていたサービス。
これさえあれば、ドメインにこだわらなければ完全無料でWebアプリを公開できる神サービス。
もちろん無料なだけあって簡易的であり、セキュリティなども踏まえると有料サービスの方がいいのだが、テスト段階ではこれほどありがたいサービスは無かった。
だが、途中でAWSに切り替えることになった。
理由はHerokuが2022年11月から有料化(無料プランの廃止)をしたこと
10年以上も無料クラウドサービスを提供してきたのに、このタイミングで有料化するのか・・・。
となったが、しょうがなく別のクラウドサービスを検討した。
難しいとは聞いていたが、今後の拡張性もふまえてAWSにすることに。
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