文末の「w」を発音しなくする方法を解説します。
「ワロタw」などが「わろたダブリュー」と発音されては望ましくない。
これを解決する。
文末の「w」を発音しないようにする設定
ymm4で「ツール」→「単語・発音辞書」→「単語辞書」にいく。
※「伏せ字辞書」じゃなくて隣の「単語辞書」だよ!注意してね

ここでは、こんな感じで正しく読んでくれない単語の読み方を指定できる。
新しくwについての辞書登録をしよう。
「有効」・「正規表現」・「大文字と小文字を区別しない」に全てチェック✅を入れ、
「変換前」に以下⇩の文字を入れる。
(?<![a-zA-Z])w(?![a-zA-Z])
「変換後」には「、」を入れる。
⇩の感じになる。

「ww」を登録したい人は、さっきの構文のwの箇所をwwに変換したものも追加すればOK。
もちろん、wwwwwwなどが入力される可能性もあるが、
それは手動で変換すればよくね?と思うので、辞書登録はwwくらいまででいいんじゃないかと。
単純に[w]を[空白]に変換する辞書登録じゃダメなの?
単純に[w]を[空白]に変換する辞書登録じゃダメなの?
ダメです。
そうすると、winterみたいな英語を入力した時に、wが発音から消されて「インター」と読み上げられちゃいます。
(?<![a-zA-Z])w(?![a-zA-Z])
↑さっきのこいつは正規表現と言いまして、入力される文字のルールを指定できるスゴイヤツなんです。
今回は、「wの前後にアルファベットが無い場合に限り」という指定になってます。
これにより、英単語の中にある「w」に関しては消されません。
winter、twice、windowなど、全部ちゃんと発音してくれます。
ちなみに変換後を「、」としているのは、
wは文末なので、wの後に一拍タイミングを開けたいからです。
間隔が不要と言う方は「変換後」は空白にしても構いません。
ただし、個人的にはwを使うセリフは最後少し余韻を入れるとイイ感じになる気がしてるので、「、」を入れておくことを推奨します。
「笑」「(笑)」を発音したくない場合
「笑」「(笑)」を発音したくない場合も同様に正規表現で書ける。
正規表現にチェックを入れ、「変換前」に以下を入力しよう。
([\(\(]?笑[\)\)]?(?=[。!?!?\n\r\s]*$))
この正規表現の意味:
「笑,(笑),(笑)」が文の末尾にある、もしくはうしろに「。」や「!」しかない場合に限る
⇩この青い行みたいになればOK。

「変換後」については、空白にするか「わら」などと入力するのがいいだろう。
そこは好みで。
こうすると、「おもろ笑」や「なるほど(笑)」などは対象になるが、「笑いについて~」や「笑った」などは対象外にしてくれる。
便利だね~正規表現。
ただし、セリフ入力フォーム内で改行しても、1行目の文末は文末扱いにならないので注意。
おもろ笑
それはけっさくだわ(笑)
などのセリフとした場合、上の「笑」の発音は消えず、下の「(笑)」は消える。
ymm4における改行は見かけだけ(内部で\nなどが入っていない)ので注意してくださいね。
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