今回はデカダンスの主人公「ナツメ」が戦闘集団かの力に入隊できなかった理由を考察していきます。
1話 「入隊許可通知が届かない」には違和感がある
ナツメ:「入隊拒否?」
先生:「拒否ではない。入隊許可通知が届かなかっただけだ」「かの力入隊の条件は『心身ともに健康であること』。理由は分かるな」
ここ。
ナツメの義手が映されているので、「片腕のせい」だと思うかもしれませんが、これはミスリードです。
そもそも、このシーン。わざわざ通知が届かなかったという設定にする必要ないんですよ。
「片腕だから入隊できません」って言われました。これでいいわけですから。
でも、わざわざ「入隊許可通知が届かなかった」という事実を強調している。
このあとリンメイに煽られたときに、同じ返しをすることで巧妙に逆シーンとして成立させてますが、これはミスリードです。
続いて、3話の冒頭シーン。
ロボに戻ったカブラギが、ナツメという存在自体がバグであることを自室で確認するシーン。
「で、そんなこんなでかの力に入隊できなかったんですよ。」というナツメのセリフを思い出しています。
そしてその後に説明される、ナツメは死亡者扱いになっているという事実。
入隊申請を無視されたのは「死んだやつ」が入隊希望してきたから
ここで結論です。
ナツメは「片腕」だから入隊拒否されたのではありません。
ナツメは「死んだ」判定になっていたから入隊拒否されたのです。
おそらくかの力に入れる人を選別しているのは「システム」です。
「システム」とはこの作品の裏ボスですね。
「システム」からすると、死んでるやつの名前でかの力入隊希望書が届いたことになります。
結果、「なんかのミスか、無視しよ。」と思われ入隊合否が返ってこなかったのだと考えられます。
こう考えると「不合格通知が届いた」のではなく、「合格も不合格も言われなかった」理由にも説明がつきます。
そうなるといくつか矛盾も生じますが、それはこじつけと妄想で対処します。
なぜ外壁修理工には入隊できた?
そう。かの力は無視されたのに、外壁修理工には就職できたんです。
これはちょっと不可解です。
ですが、これはこう考えられます。
「かの力は重要部署なのでシステムが判断」しており、「そのほかはどうでもいいので先生が振り分け」をしている。
かの力に関して先生も「入隊申請送ったけど何も返ってこなかったから諦めな」と言っており、かの力入隊に関しては先生は何も関与していない、知識もないことが分かります。
逆に言えばそのほかに関しては子どもの適正を一番知っている先生が振り分けているのではないでしょうか。システムは人間のことに関してはそこまで深く知らないようですし。
ただこれは憶測の域を出ませんね。
システムも死んだ人名義で書類きたら怪しまないの??
これねぇ。。。
普通に考えれば「死んだやつ名義の書類来た」⇒「なんか変だな」⇒「もしかして生きてね?」という考えになりそうなものです。
ただ、ここはアニメのご都合主義で無視してもらえたんだと思います。
この世界のシステムは以外と見逃しが多かったりガバガバだったりすることも多いので。
マイキーが個人でカブラギにリミッター解除の相談をした会話を検知してないとか、内部の人間(ジジ)なら簡単に侵入できちゃうとか、その程度のシステムなので・・・
デカダンスおもしろいよね
そんな感じで、今回はナツメ入隊拒否の理由について考察してみました。
意味深な演出だったので、これが合ってないにしろ何かしら理由はあると思います。
私は5回くらいデカダンスを見てますが、5周目にして初めて今回のことに気がつきました。
かなり奥が深いですね。
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みんなでデカダンスを楽しみましょう。
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